二次創作小説

SaGa・F

WILL 15話 対峙

麒麟の空間を抜けたルージュの目の前に、魔道王国で何度か見たことのある転移結晶が現われる。おそらくブルーも、時術の資質を手に入れたのだろう。宿命の双子が全ての資質を手にしたときに、決闘の場への道は開かれる――卒業式の日に、校長から告げられたと...
SaGa・F

WILL 14話 時空の継承者

「地を這うものは空に。空舞う者は地に。全ての力場を反転せしめん――重力反転(リバースグラビティ)」麒麟の詠唱とともに、幾度となくルージュの体が空中に舞い上げられ、地に叩き付けられる。何度か、叩きつけられたダメージでルージュの唱えていた魔術の...
SaGa・F

WILL 13話 麒麟の歌

麒麟の空間は、柔らかく暖かい日差しに包まれていた。「『迷宮』って……小さい頃に、ここに来てたら大喜びで駆け回ったんだろうけど」目の前に広がる光景に、ルージュは少し肩の力が抜けるのを感じた。真っ直ぐには目的の場所にたどり着けない構造をしている...
SaGa・F

WILL 11話 別離

別離アセルスとルージュ――ふたりはドウヴァンの神社に来ていた。赤い鳥居の影から、イルドゥンが姿をあらわす。「もっとしゃきっとしろ! 見ていて少し、歯がゆいぞ!」長い長い石段を登った先にある、赤い鳥居の、さらに先。ふわり、ふわりと、幾枚もの色...
fanfiction

WILL 1章 10話

闇の迷宮――我が血を受けし養い子でありながら、寵姫を奪った裏切り者よ。罰を受けよ!直接頭に響く、威厳のある男性の声だった。「オルロワージュ様?!」アセルスの傍らに立つ白薔薇姫が、悲鳴のように妖魔の君の名を呼んだ。「ちょっと、なんなんだよ、こ...